お口のお悩み相談ナビ|岐阜市で歯科をお探しの方は医療法人正仁会 丸宮歯科まで

お電話での予約・お問い合わせ058-264-8011

WEB予約
電話予約
WEB予約

お口のお悩み相談ナビ詳細

お口のお悩み相談ナビ詳細BLOG

子供が矯正治療を始める年齢は?

矯正治療を考える時期

1人ひとりお口の中の状態は異なっているため、一概に「開始は何歳から」と明言することはできません。逆にいうと矯正治療はいつの時期からでも始められます。その中で、子供の矯正治療を考える理想的な時期は、顎が成長段階にある幼児期(6~10歳ごろ)からといわれています。なぜなら、顎の大きさ、骨格などは歯並びや咬み合わせに大きな影響を与えるからです。この時期は永久歯の生え変わりが始まる時期でもあります。乳歯と永久歯が混在している時期であり、「混合歯列期」と言われています。

子供の矯正治療の治療段階

子供の矯正治療を行う上で、治療段階は大きく分けて2つあります。
〇Ⅰ期治療 : 永久歯が生えそろう前に始める矯正治療
〇II期治療 : 永久歯が生えそろった後に始める矯正治療

I期治療の特徴

Ⅰ期治療は、顎の成長に治療アプローチできることが大きなメリットです。顎の成長を利用して骨格に働きかけることは、この時期にしかできません。
またI期から矯正治療を行うことで様々なメリットがあります。

II期治療の特徴

II期治療は、永久歯が生えそろった後に行うため、基本的に大人の矯正治療と同じです。最終的な永久歯の歯並びや、咬み合わせなどの細かい改善が目的となります。
Ⅰ期治療で顎の成長誘導を行っても解決できない問題が残る場合は、II期治療での改善が必要となります。

Ⅰ期治療から矯正を行うメリット

・顎の骨や骨格自体の成長を適切に誘導できる。 ・歯並び・咬み合わせの乱れの重症化を防げる。 ・II期治療の期間を短縮できる。 ・矯正のために永久歯を抜歯する確率を減らせる。 ・痛みが少ない。 ・取り外しができる装置の場合は、歯磨きがしやすくむし歯になりにくい。

Ⅰ期治療のデメリット

・成長のスピードなどには個人差があるため、治療期間が長くなることがある。 ・取り外し式の装置の場合、きちんと装着しないと十分な効果を得られません。お子様自身やご家族の協力が不可欠です。 ・細かい歯の位置や傾きなどを改善することができない。(II期治療で対応)

まとめ

子供の矯正治療には、永久歯が生えそろう前に、顎の成長を利用できるⅠ期治療と、永久歯が生えそろった後、細かい改善を図るⅡ期治療に分かれます。お口の中の状況は、お子様一人ひとりで異なるため、適切な時期に矯正治療が開始できれば、よりスムーズで、負担が少ない治療を行うことができます。当院には、矯正専門のドクターが在籍しております。お子様の歯並びに不安や、お悩みがある方は遠慮なくご相談ください。